みなさん こんにちは
↑上のタイトルを見て、ピーンときた
方も多いと思いますが、高山右近とは
戦国時代のキリシタン大名として
有名な、歴史上の人物ですね!
戦国史にも日本のクリスチャン史にも
名を遺した、高山右近の様々な伝説を
初音先生が語って下さいました!
現在の大阪府高槻市で、当時なんと
2万5千人の領民の内、約7割に当る
1万8千人がクリスチャンという
戦国時代ゴスペルタウンを築いた
高槻城城主であります。
そんな彼の究極の伝説というか
信仰のお手本とも言うべきお話しを
語って下さいました
「高山家は、荒木村重に仕えていたの
ですが、その荒木村重が、最高君主の
織田信長に対して謀反を企てた時に
高山家も一緒に戦うように要請します
しかもノーと言えない様に荒木村重は
高山家から人質を奪って脅してきます
しかし、謀反を知った織田信長は
高山右近に、高槻城の開城を求めます
右近の父は人質の命の為に荒木村重に
付くようにと説得しますが修道士達は
主君である信長に付くことが、神の
御心であると、右近を説得します
人質の命は大切、でも信長がキリスト
教に寛大な姿勢を持ってくれている
おかげで、こうして宣教活動が出来る
いったいどちらを選べばよいか?と
結論の出せない、大ピンチの右近が
信長への返事を遅らせていると
信長は我慢の限界に達して、城を開城
しないと領民のクリスチャンを皆殺し
にするぞ!と迫ってきました
家族の命も、領民の命も両方大切です
こっちとこっち、どっちを選ぶべきか
究極の選択を右近はひたすら神に祈り
続けました。そしてある行動を神様に
示されて、いよいよ実行に移します」
メッチャわかり易く相関図を書いて
教えて下さる初音先生に
「え~っ!どうなっちゃうの~?」と
ドキドキしながら話しを聞く私たちは
まるでウン十年前の小学生(笑)
「右近は、ちょん髷を切り刀も持たず
信長に会いに行って、こう言います。
『私を追放して下さい。地位も名誉も
全て捨てます。そうすれば私の価値は
なくなり、誰も殺されずに済みます』
これを聞いた信長は、怒るどころか
右近に惚れ込み、彼を家臣に付けます
そして信長によって家族も領民も誰も
殺されることなく、謀反を企てた
荒木村重は打ち倒されました!
更に信長からは、名刀、名馬に着物と
ナント、2万石から4万石への大昇格と
大きな恵みが右近に与えられました」
と、言う素晴らしい右近の信仰の
メッセージでした!
ここから学ぶことは、人の考えにある
選択の基準を超えたところにある神の
知恵と、どんな難問でも、必ず神様は
脱出の道を備えて下さるという確信を
投げ捨てずに祈り続けることです
こっちも、こっちも、どっちも神様の
御心ならば、どっちも見捨てない
神様の知恵を求めて行動した、右近の
信仰は、現代の私たちにも必要です!
人の考えでは不可能な事も神にとって
不可能はありません。人には出来ない
ことが、神には出来るのです。という
聖書のことばが、浮かんできました。
ここまでの究極の選択じゃなくても
どっちも選べない問題が襲ってきても
どちらも神様の御心に沿うことならば
必ず神様が道を備えて下さいます!
そのことが本当に心強く、また自分の
日々の信仰生活に、また問題解決の為
益々神様に寄り頼みたくなるような
素晴らしいメッセージでした!
ざーっと要約するとこんな感じですが
実際のメッセージは、もっといろんな
お話しもあり、凄くためになりました