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マイクを味方につけて歌をうまく聴かす



こんにちは。ロック牧師(ロックチャーチ牧師=ロック牧師?)の鈴木竜生です。


私は牧師になる前は、音響の世界で飯を食ってきた人間ですので、マイクに関してはうるさいです。(まじで)


で、今回私が言いたいことは何かと申しますと、ゴスペルでもカラオケでもマイクを使って歌うときは「マイクのことを知っていると何倍も歌がうまく聞こえますよ。」って話です。

逆に言うと、マイクをテキトーに扱っていると、「あなたの歌の力量や曲の魅力が半減しますよ。」ってことなんですね。


ではほんの2つだけ。

プロもやっているマイクを味方に付ける方法を伝授したいと思います。


1つ目は、マイクはShure製 SM58を使いましょう。ってことです。

そうです。マイク選びです。最近では1000円ほどで買えるマイクもありますが、はっきり言って歌がうまく聞こえると言う点ではダメマイクです。


音が薄く、低域がこもり、高域がチャリンとしてハウりやすいし、またハンドリングノイズ(マイクを持ったときに入るノイズ)がひどく、握り直したり、ケーブルが体に触れるたびに「ボン」という音が入ってきます。

まあ雨に濡れて壊れてもあまり精神的ダメージがないので、私も外仕事用に何本かは所有していた時期はありますが、間違いなく歌はうまくは聞こえません。


その点、Shure SM58はPAの世界で定番中の定番の機材で、何10年もの間PA業界の最前線を支えてきたマイクで、多くのプロシンガーが使用しています。昔は4万円台の販売価格でしたが、最近では1万円前後で売られています。


声にも楽器にも使え、ハンドリングノイズにも強く、頑丈なので、派手な動きをするゴスペルのライブにもぴったりです。特に声の集音では、密度の濃い情報量を集音でき、1000円マイクとは比べものにならない程に良い声に聞こえます。


ただ、最近のSM58については昔と音が全然違う!との声もあるのも事実です。が、個人の意見としては、まずはSM58一択でいいでしょう。と思っています。


2つ目は自分の声質と曲調によって、マイクの距離を変えましょう。ってことです。

Shure SM58などのダイナミックマイクには近接効果というものがあって、マイクに近づくと低音がきつくなり、マイクから離れると低域が無くなるという特性です。


これを生かして、低めの成分の多い声の人は少しマイクを離して歌うことで、声がすっきりするし、逆に高域がきついと言われる人や、低域の成分が少ない人は、マイクに近づいて歌うと良い感じになります。


曲の中でも声を張るところではマイクを離したり、曲の前半と後半でマイクの距離を変えたりして、迫力を付けたり、やさしくしたりと、歌い方の表現だけでなく、マイクも合わせた表現を心がけると一気に歌がうまく聞こえるようになります。


と言うわけで、Shure SM58を買って近接効果を生かす研究をしたら、歌は何倍もうまく聞こえるようになりますよ。っていう話でした。ぜひ試してみてくださいね。


彼らおよび主にささげる歌の訓練を受けた彼らの同族・・彼らはみな達人であった・・の人数は二百八十八人であった。 (聖書:歴代誌第一 25章7節 )


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